2021年度 情報学部・情報学研究科 オンライン公開セミナーを開催しました。(2021年12月4日)

開催日:2021年12月4日

◇参加者:82名

◇概要:

名古屋大学情報学部・情報学研究科は、「2021年度 情報学部・情報学研究科 オンライン公開セミナー」を開催しました。毎年度開催している本セミナーですが、昨年度は新型コロナウイルスの影響で開催できませんでした。

今年度は、完全オンライン形式のウェビナーとして「『情報』の動きの面白さと怖さ」をテーマに、3名の本研究科教員が講演を行いました。

 

①井原伸浩准教授は、「『フェイクニュース』の怖さ―噓つきだけが問題なのか―」  と題して、いくつかの国々にもたらされたフェイクニュースの影響と、それを防ぐうえでの様々な利害関係者による駆け引きについて講演しました。

 

②鈴木麗璽准教授は、「仲良しグループが長続きしないのはなぜか―モデルと実験で考える人付き合いのダイナミクス―」と題して、人付き合いの構造が移り変わる仕組みやその役割をモデルやゲーム実験等で表して説明しました。その発展として、オンラインコミュニケーション環境を活性化する取り組みについて講演しました。

 

③石黒祥生特任准教授は、「自動で走るだけではもったいない―自動運転技術が可能にする新しい世界―」と題して、自動運転技術と人が作る新しい世界の様々な可能性や課題について講演しました。

 

講演後の質疑応答では多くの質問が寄せられ、講演者に気付きを与えるような質問もあり、活発な意見交換が行われました。

その後の学部進学をお考えの方のためのQ&Aタイムでも、多くの質問をいただき一人一人の疑問・不安を解消する場となったかと思います。

今回は82名の参加者の皆様に、最新の情報学に触れていただくことができ、アンケートでも好評のお声を数多くいただきました。

◇今回の開催ポスター

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